デザインの製作用型紙を製作後、
それに添い、東京マイスター二代目小島信重により
適所の厚さの違う地金を用意し糸鋸で丁寧に切り出します。
鳳凰は生き物なので、ピカピカよりも!と思い
金荒らしを施しました。
若干、膨らむところは打ち出し表現しました。
地金板も、肉付けを意識して、アールをつけているので
単なる銀の板の組み合わせではなく、より立体に見えるように手は抜いていません。
実際柔らかい造形に見えます。
組み立て前に、彩金師の狩野さんに〝金さし〟をご依頼。
金さしで、施された柔らかな金彩。
鳳凰らしくなりましたね!
羽部分は、本体に、カシメ留めします。
こうして、鳳凰は完成です。
またクリア塗装で錆止めを行いました。
次に記念プレートです。
北区の花である桜をモチーフにした銀のプレートを用意
文字彫りは彫り師に依頼し手彫りを施します。
<お気づきと思いますが、職人仕事は基本分業されています。>
さて、次は、桐箱です。
特注の桐箱を箱儀に依頼しました。
箱書きに関しましては、東十条で教室を行なっておられる
書家の日向先生にご依頼。
立派な書体で書いていただきました。
いよいよ、完成です!!
完成しましたものに、説明カードを製作し、同梱しました。
もちろん、翻訳が必要でした。
翻訳には、日台夜市委員会の李さんにご依頼し、ネイティヴな翻訳をお願いしました。
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